「お気遣いありがとうございます」問題

”「人」という漢字は、ヒトがヒトを助けてるんだけど、結局は「人」として繋がってるように見えるでしょ。人なんだから、支え合わなくちゃ。”

いつだか忘れてしまったけど、義務教育中だったと思う。
あの先生の教えが、ようやく今になって思い出し、響き始めている。

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https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=1906305


さて、今日はタイトル「お気遣いありがとうございます」問題について。
ありがとうございますという言葉、その前に「お気遣い」とか「〜いただき」とか「〜くださり」とか、何も付けない方が良いと思う最近。

というのも、最近受講しているスクールのFaceBookグループで、


「相手の気持ちを考えない」という選択が結果として「相手の気持ちに寄り添ってる」の興味深かった。

という投稿をしている方がいらっしゃり、鳥肌が立つ思い。

私が在籍している会社では、周りの人からいつも相談されまくり、相談しまくり、の先述した通りのいかにも「人」らしい先輩がいるのだけど、1年ほど一緒に仕事をしてみると、とにかく「相手の気持ちを考えない」ように「見せかける」のが上手い。(実はめちゃくちゃ相手の気持ちを考えていると思う)

例えば、その先輩と会社の業務連絡をLINEで行うとき、先輩は自ら先に送ったLINEには、絵文字をほとんど使わない。ただし、私がその後に「😊(スマイル)」や「👍(グッド)」を入れて送ると初めて、先輩も絵文字を入れて返事がある。

私はこれにとても助かっている。勤務時間中は、先輩に送る絵文字選びなんかに時間をとるのはアレだし、とにかく業務連絡は全ての無駄を一切省く。かといって、報告の時くらいはと思い、最後の最後だけは愛嬌を使うのが私流。
私は、先輩があえてこうしていると知っているから、もしその翌週に一緒に仕事をするとき先輩の対応などが例えドライに思えても、

またあえて先に「相手の気持ちを考えない」という選択をしてくれているんだな、そして結果として「相手の気持ちに寄り添ってる」んだな。

ということがわかるので、おかげさまで、私の仕事心地は極めて良いし、心もあたたかい。(そりゃ先輩も初めから本当に怒っている時もあるが、やはり最後に私が張り切って愛嬌すれば良く終わりますよ)

 

今までありがと〜先輩。私は次に進みます!・・とある先輩に向けたお手紙のような投稿でした。